皇帝を破った波乱の血統マジックブルーム

皇帝を破った波乱の血統マジックブルーム

競馬ファンの間では、日本競馬史上最も強かった馬、つまり最強馬はどの馬か?といった話題で盛り上がることがあります。その際に必ず名前が上がってくる1頭が皇帝と呼ばれた競走馬シンボリルドルフです。

2020年はコントレイルが無敗の三冠馬となり大いに盛り上がりましたが、日本で初めて無敗の三冠馬となった馬がシンボリルドルフなのです。

そして今回ご紹介する高知競馬所属の4歳牝馬マジックブルーム号は、そんな皇帝の血を、、受け継いでいるわけではなく、1985年の天皇賞(秋)でシンボリルドルフを破って優勝するという大波乱を巻き起こした競走馬、ギャロップダイナの血を受け継ぐ競走馬なのです。

マジックブルーム

皇帝に勝ったのはマグレなのか?

シンボリルドルフを破った天皇賞(秋)のギャロップダイナは、オープン馬ではなく条件馬として参戦し、13番人気という低人気でありながら、単勝1.4倍の圧倒的1番人気に支持された最強馬ルドルフを、後方から直線一気で差し切りました。

当時の記録をみると、鞍上の根本騎手も、管理する矢野調教師も驚きを隠せない様子だったようです。でもこの勝利がマグレだったかというと決してそうではなく、翌年1986年には安田記念を制し、その後はフランス遠征も行い、ラストランの有馬記念では人気薄ながら2着に飛び込むという再波乱を起こしています。

安定した走りを見せるマジックブルーム

と、昔話が長くなりました。そんな波乱を呼ぶ競走馬、ギャロップダイナの血を受け継ぐマジックブルーム号は、中央では未勝利ながら移籍した大井競馬で2連勝を飾り中央復帰。しかし勝ち星に恵まれず、2020年10月に高知競馬へやってきました。

高知競馬ではまだ未勝利ながらも、6戦して2着2回、3着2回、4着2回と、すべて掲示板にのる安定した走りを見せています。この様子ですと、波乱ではなく順当な勝ち上がりが予想されます。

そしてこれから勝ち星を重ねていくと、マジックブルームもいつか格上挑戦をする時がくると思われます。ひょっとするとその時が、ギャロップダイナの血が爆発し波乱を巻き起す時なのかもしれません!なんだかワクワクしますね。

そんな夢のあるレースがいつかみられるよう、高知競馬でマジックブルーム号を応援しましょう!

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